毎月のスマホ代を節約されたい方も多いのではないでしょうか。
格安SIMに乗り換えれば、スマホ代を安くすることができます。
でも、乗り換えたいけど、
- 格安SIMってなに?
- なんで安いの?
- 安いけど大丈夫なの?
っと思われる方も多いと思います。
本ページでは、格安SIMってなに? っといったところから、乗り換えるメリット・デメリットについて、説明していきます。
目次
格安SIMとは?

SIMとは、赤マルで囲んだ、小さなカードのことで、SIMカードとも呼ばれています。このカードはICカードになっており、スマホに挿入して認識させることで、電話やインターネットなどが可能になります。
このSIMカードは通信会社(大手キャリア、格安SIM各社)が発行しており、格安SIM会社が発行するSIMカードは、格安な料金プランで提供されているため、格安SIMと呼ばれています。
格安SIM会社が発行するSIMは、3タイプあります。
・音声通話付きSIM:電話もインターネットも可能なSIMカードです。通常はこのSIMカードになります。
・データ通信SIM(SMS付):インターネットなどのデータ通信専用のSIMカードになります。SMS付の場合は、電話番号が付与され電話番号でメールをすることができますが、電話はできません。電話が出来ない分、安価なプランになります。主にiPadなどのタブレットに使用されています。
・データ通信SIM(SMS無):インターネットなどのデータ通信専用SIMカードになります。SMS無のため、電話番号でメールも電話もできません。 完全にデータ通信専用のSIMカードになります。こちらも、主にiPadなどのタブレットに使用されています。
SIMカードの種類

- 標準SIM:主にスマホではなく、古いガラケーに使用されています。
- micro SIM:主に3~8年くらい前のスマホに使用されています。
- nano SIM:最近のスマホはほとんど、nano SIMを使用しています。
どうして安いの?
格安SIM会社は、大手通信キャリアから回線の一部をレンタルして、運営しています。 アンテナや基地局などの大規模な設備投資が必要なく、直営店舗が少ないため、運営コストが安く済みます。そのため、安価で提供が可能になっています。
通信エリア(電波が届くエリア)については、大手キャリアと同じ回線網を使用しているため、変わりありません。 ただ、回線の一部を使用しているため、通信速度は遅くなる傾向があります。
格安SIMにするメリット
- とにかく安い!
- 節約したお金で好きなものを買ったり、旅行にいけちゃいます!
格安SIMにするデメリット
- 大手キャリアに比べると、通信速度が遅くなる傾向があります。
特に12時台に顕著に現れます。(ワイモバイルとUQモバイルの通信速度は安定しています) - 直営店舗が少なく、サポートが電話やWebサイト上のチャットが主流になります。
- LINE IDの検索ができない(ワイモバイル、LINEモバイルを除く)
大手キャリアは、システムで連携して年齢認証ができるため、ID検索ができますが、ワイモバイルとLINE以外の格安SIMはできません。
ですが、QRコードやふるふるは使用できるので、相手にID検索してもらえば、不便を感じるのは限定的かもしれません。
安いけど大丈夫なの?
2019年3月に、MMD研究所が、格安SIM シェア上位9社のユーザー 1,350人に対し、満足度調査を行いました。MMD研究所 格安SIM利用率上位9サービスの総合満足度

「とても満足」、「やや満足」と回答したユーザーは、76.7%。 一方、「やや不満」、「とても不満」と回答したユーザーは、僅か 5.6%という結果でした。
格安SIMユーザーの満足度は非常に高いと言えるでしょう。客観的データからもわかるように、乗り換えた場合、高い確率で「良かった」と感じることができるでしょう。
とは言え、格安SIMは、実店舗が少ないため、設定を自分でしなければならなかったり、通信速度に不安があったりと、デメリットもあります。
当サイトでは、格安SIM各社の特徴や選び方だけでなく、申込方法から設定完了まで、詳しく解説していきますのでご安心ください。
いくら安くなるの?
2019年2月に、MMD研究所という調査機関が、563人を対象に毎月のスマホ代を調査しました。
大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)は、8,451円、格安SIMユーザーは2,753円という結果でした。

大手3キャリアは、「7,000円~8,000円未満」が13.6%と最も多く、これに対し、格安SIMは、「2,000円未満」が43.1%と最も多い結果となりました。
大手キャリアから格安SIMに乗り換えれば、単純計算で、5,000円~6,000円 節約できることになります。 家族が4人いるとすると、毎月 20,000円~24,000円 節約できる計算になります。年間で、24万円~28.8万円にもなります。
節約できたお金で、旅行に行くも良し♪ 趣味に使うも良し♪ 貯金するも良し♪ です^^
2年縛りの違約金 9,500円を払っても、2~3ヶ月でペイできますので、乗り換えの検討を是非してみてください♪
格安SIMへの乗り換え方法とSIMロック解除
格安SIMへの乗り換え方法
■格安SIMへの乗り換え方法は、大手3キャリア同士と同じように、2通りあります。
- 現在のキャリアを解約して、新規で格安SIMに申込む。 この場合、電話番号が変わってしまいますので、注意してください。
- 現在使用している、電話番号をそのまま、乗り換え先の格安SIMで使用する申込方法(MNP)。 電話番号が変わらないので、こちらがおすすめです。
■乗り換え先で使用する、スマホ(端末)の準備は、3通りあります。
- SIMカードとスマホをセットで申し込む。
- SIMフリー(SIMロック解除済み)スマホをAmazonなどから購入。 必ず乗り換え先の回線に対応しているか確認してください。
- 現在使用している、スマホをそのまま使用する。 この場合は、現在使用しているスマホが、乗り換え先の格安SIMで対応しているか確認する必要があります。
- ドコモ⇒ドコモ回線使用の格安SIM
- au⇒au回線使用の格安SIM
- ソフトバンク⇒ソフトバンク回線使用の格安SIM
であれば、間違いなく大丈夫です。
SIMロック解除とは
大手キャリアのスマホは、別のキャリアで使用できないようロックがかかっています。 このロックを解除することをSIMロック解除と言います。
現在使用しているスマホを乗り換え先の格安SIMで使う場合、基本的にSIMロック解除が必要になります。
ただ、SIMロック解除しないで、キャリアで購入したスマホをそのまま、格安SIMで使用できる場合もあります。
それ以外の場合は、SIMロック解除が必要だと思ってください。
■SIMロック解除は、下記の一定の条件満たしていれば、可能です。 (他にもキャリアによっては、SIMロック解除可能な場合がありますので、各キャリアのHPをご確認ください。ドコモ、au、ソフトバンク)
- 2015年5月以降に発売されたスマホでること
- 一括購入の場合、または、分割購入で、購入から101日が経過している場合
SIMロック解除の手続きは、店舗、電話、インターネット(My docomo、My au、My softbank)で可能です。
店舗、電話の場合は、3,000円掛かってしまいのすので、インターネットでの手続きがオススメです。
詳しくは、下のページで説明しています。
いかがったでしょうか?疑問は解決しましたでしょうか?
格安SIM各社の特徴などの紹介はトップページで解説していますので、
よろしければ、見ていってください。