スマートフォンだけでなく、iPadも充電できる小型のUSB-C充電器として、UGREEN Nexode Mini 30W USB-C GaN充電器を購入しました。
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この商品の購入先
今回は、普段使っているiPad Pro 11インチ(第1世代)を実際に接続し、USBテスターで充電電力を測定しています。撮影時には約23.87Wを確認できました。
結論からいうと、USB-Cポートが1つあればよく、iPhoneやiPad用に小型の充電器を探している人には使いやすい製品です。ただし、30Wは充電器の最大出力であり、接続する端末へ常に30Wが流れるわけではありません。
※本記事は筆者が実際に購入した製品を使用して作成しています。測定値は撮影時の結果であり、端末、ケーブル、バッテリー残量、温度などによって変化します。

UGREEN Nexode Mini 30W充電器の主な仕様
| 製品名 | UGREEN Nexode Mini 30W USB-C GaN充電器 |
|---|---|
| 型番 | CD319 |
| 入力 | 100-240V~50/60Hz 800mA Max |
| 出力ポート | USB-C×1 |
| 最大出力 | 30W |
| 固定出力 | 5V/3A、9V/3A、12V/2.5A、15V/2A、20V/1.5A |
| PPS出力 | 3.3-11V/2.7A |
| 実測に使用した端末 | iPad Pro 11インチ(第1世代) |
| 撮影時の実測値 | 約23.87W |
パッケージには、GaNInfinityと温度管理機能のThermal Guardが記載されています。出力仕様は本体表示と、UGREEN公式のNexode Mini 30W製品情報を参考にしています。
USB-Cポートは1つだけなので、複数台を同時に充電する製品ではありません。その分、使い方はシンプルです。
パッケージと本体を確認

本体は正方形に近い形で、30WクラスのUSB-C充電器としてコンパクトです。パソコン用の大きな電源アダプターより持ち運びやすく、iPhoneとiPadで充電器を共用したい場合にも扱いやすいサイズです。
表面は落ち着いたグレーで、側面にUGREENのロゴがあります。派手な装飾はなく、デスクや電源タップへ置いても目立ちにくいデザインです。
USB-Cポートは1つのシンプルな構成

出力端子はUSB-Cが1ポートです。iPad ProのようなUSB-C搭載機器ならUSB-Cケーブルを使用し、Lightning端子のiPhoneではUSB-C to Lightningケーブルを用意します。
2台を同時に充電することはできませんが、出力の振り分けを考える必要がありません。スマートフォンやタブレットを1台ずつ充電する用途なら、迷わず使える構成です。
充電速度は充電器だけでなく、使用するケーブルにも左右されます。ケーブル選びで迷う場合は、USB-Cケーブルで充電速度は変わるのかを解説した記事も参考にしてください。
本体表示で出力仕様を確認

本体表示では、5V/3Aから20V/1.5Aまでの固定出力とPPS出力を確認できます。最大30Wに対応していても、接続した端末が必要とする電圧と電流に合わせて出力が決まります。
そのため、30W対応の充電器をiPhoneへ接続しても、充電器が一方的に30Wを流し込むわけではありません。端末側の対応電力やバッテリーの状態に応じて変化します。
iPad Pro 11インチ(第1世代)で約23.87Wを確認
実測には、iPad Pro 11インチ(第1世代)とUSBテスターのFNIRSI FNB-C2を使用しました。

撮影時のUSBテスターには、約14.45V、約1.65A、約23.87Wと表示されました。最大30Wの充電器に接続しても、実際の充電電力は端末側が必要とする範囲に調整されています。
Appleの技術仕様によると、iPad Pro 11インチ(第1世代)には18W USB-C電源アダプタが付属していました。今回の測定では、純正付属品より高出力な30W充電器を使い、撮影時に約23.87Wを確認しています。
ただし、この数値が充電中ずっと続くわけではありません。一般にバッテリー残量が増えたときや端末温度が上がったときは、充電電力が下がることがあります。
表示が30Wに届かないからといって、すぐに充電器の不具合とは判断できません。実測値が変化する理由は、20W充電器なのに8Wしか出ない理由でも詳しく説明しています。
実際に使って感じたメリット
iPad Proでも20Wを超える充電を確認できた
今回の条件では、iPad Pro 11インチ(第1世代)で約23.87Wを確認できました。iPhoneだけでなく、iPad用としても使える30W充電器を探している場合に選びやすい製品です。
スマートフォン用としては出力に余裕がある
30Wは、一般的なスマートフォンのUSB PD充電に使いやすい出力です。接続機器が受け取れる電力に合わせて動作するため、最大出力が30Wだからといって低出力の機器へ常に30Wが流れるわけではありません。
1ポートなので使い方が分かりやすい
複数ポート充電器では、同時接続時に出力が分配される製品があります。本製品はUSB-Cが1ポートのため、どのポートへ接続するか、2台接続時に何Wへ変わるかを考える必要がありません。
30W対応ながら本体がコンパクト
GaNを採用した小型ボディで、持ち運び用にも向いています。iPhoneとiPadを1台ずつ充電する用途なら、大型の多ポート充電器を毎回持ち歩かずに済みます。
購入前に知っておきたい注意点
30Wは常時出るわけではない
30Wは充電器が供給できる最大出力です。今回のiPad Proでは約23.87Wでしたが、端末や充電状態によって10W台やそれ以下になる場合もあります。
USB-Cポートは1つだけ
iPhoneとiPadを同時に充電したい人には、2ポート以上の充電器が向いています。本製品は、1台ずつ確実に充電したい人向けです。
ノートパソコンでは30Wで足りない場合がある
USB-C充電に対応したノートパソコンでも、推奨電力が45Wや65W以上の場合は、充電が遅くなったり、使用中にバッテリー残量が増えにくかったりする可能性があります。
iPhone、iPad、ノートパソコンで1台の充電器を共用したい場合は、65W充電器をiPhoneに使っても大丈夫かを解説した記事も確認してください。
表面温度は今回測定していない
パッケージには温度管理機能が記載されていますが、今回は温度計を使った表面温度の比較までは行っていません。発熱の評価については、今後ほかの充電器と同じ条件で測定した際に追記します。
30W充電器がおすすめな人
- iPhoneとiPadで充電器を共用したい人
- USB-Cポートが1つのシンプルな充電器が欲しい人
- iPad用に20Wより少し余裕のある充電器を探している人
- 小型のGaN充電器を持ち歩きたい人
- USBテスターで充電状態を確認したい人
一方で、ノートパソコンへの給電や2台同時充電を重視する場合は、45W以上または複数ポート搭載モデルも比較した方がよいでしょう。
まとめ
UGREEN Nexode Mini 30W USB-C GaN充電器は、USB-Cポートを1つ搭載したコンパクトな急速充電器です。
- 最大30WのUSB-C出力に対応
- USB PDとPPSに対応
- iPad Pro 11インチ(第1世代)で約23.87Wを確認
- USB-Cが1ポートのシンプルな構成
- スマートフォンとiPadで共用しやすい
今回の測定では、30Wという表記どおりの数値を無理に出すのではなく、iPad Proが必要とする範囲で約23.87Wが供給されていました。小型で、iPhoneからiPadまで充電できる1ポートモデルを探している人には検討しやすい製品です。
複数の機器を同時に充電したい場合は、USB-Cを2ポート、USB-Aを1ポート搭載した45Wモデルも選択肢になります。iPad Proで約31.66Wを確認した結果や、30Wモデルとの大きさの違いは、UGREEN X527 45W 3ポート充電器の実機レビューで紹介しています。

