iPhoneやiPadなどをまとめて充電できるように、UGREEN X527 45W 3ポートGaN充電器を購入しました。
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USB-Cを2ポート、USB-Aを1ポート搭載しているため、USB-C機器を中心に使いながら、手持ちのUSB-Aケーブルも活用できます。今回は、普段使っているiPad Pro 11インチ(第1世代)を実際に充電し、USBテスターで約31.66Wを確認しました。
結論からいうと、1台用の小型充電器より本体は大きくなりますが、スマートフォン、タブレット、周辺機器を1つの充電器へまとめたい人には便利です。ただし、45Wは充電器全体の最大出力であり、3ポートから同時に45Wずつ出るわけではありません。
※本記事は筆者が実際に購入した製品を使用して作成しています。測定値は撮影時の結果であり、端末、ケーブル、バッテリー残量、温度などによって変化します。

UGREEN X527 45W充電器の主な仕様
| 製品名 | UGREEN 45W 3ポートGaN充電器 |
|---|---|
| 型番 | X527 |
| 入力 | 100-240V~50/60Hz 1.2A Max |
| 出力ポート | USB-C×2、USB-A×1 |
| USB-C単ポート最大出力 | 45W |
| USB-A単ポート最大出力 | 22.5W |
| 充電器全体の最大出力 | 45W |
| 実測に使用した端末 | iPad Pro 11インチ(第1世代) |
| 撮影時の実測値 | 約31.66W |
仕様は本体表示と、UGREEN公式の45W 3ポート充電器製品情報を参考にしています。公式情報では、USB-Cが2ポート、USB-Aが1ポートの3ポート構成で、USB-Cを単独使用したときは最大45Wに対応します。
USB-C×2とUSB-A×1の3ポート構成

端子はUSB-C1、USB-C2、USB-Aの順に並んでいます。USB-C機器を2台接続できるうえ、USB-Aケーブルもそのまま利用できるため、新旧のケーブルが混在している環境でも使いやすい構成です。
ただし、複数ポートを同時に使うと出力が分配されます。X527の説明書にある充電ガイドでは、USB-C1とUSB-C2の同時使用時は30W+12W、USB-C1とUSB-Aの同時使用時も30W+12Wです。USB-C2とUSB-Aは合計15Wを共有し、3台同時使用時はUSB-C1が30W、USB-C2とUSB-Aが合計15Wを共有します。
タブレットなど出力を優先したい機器はUSB-C1へ接続し、スマートフォンや周辺機器を残りのポートへつなぐと分かりやすいでしょう。45Wという数字だけでなく、同時使用時の配分まで確認しておくことが大切です。
充電速度は充電器だけでなく、使用するケーブルにも左右されます。選び方で迷う場合は、USB-Cケーブルで充電速度は変わるのかを解説した記事も参考にしてください。
本体表示で型番と出力を確認

本体底面には、型番X527、入力、各ポートの出力などが記載されています。USB-C1とUSB-C2は、どちらも単独使用時に最大45Wへ対応します。
最大45W対応でも、接続した機器へ常に45Wを流すわけではありません。端末と充電器が対応する電圧と電流を調整し、その時点で端末が必要とする範囲で充電します。
高出力な充電器をスマートフォンへ接続することに不安がある場合は、65W充電器をiPhoneに使っても大丈夫かを解説した記事も確認してください。
iPad Pro 11インチ(第1世代)で約31.66Wを確認
実測には、iPad Pro 11インチ(第1世代)とUSBテスターのFNIRSI FNB-C2を使用しました。

撮影時のUSBテスターには、約14.61V、約2.17A、約31.66Wと表示されました。45Wという最大出力には届いていませんが、端末側が必要とする範囲に合わせて30Wを超える電力で充電できています。
この数値が充電中ずっと続くわけではありません。バッテリー残量が増えたときや端末温度が上がったときは、充電電力が下がることがあります。表示が45Wに届かなくても、すぐに充電器の不具合とは判断できません。
30Wモデルと実測値・大きさを比較

45Wモデルは、以前レビューした30Wの1ポートモデルよりひと回り大きくなります。その代わり、最大出力が上がり、ポート数も1つから3つへ増えています。
| 比較項目 | X527 45W | Nexode Mini 30W |
|---|---|---|
| 最大出力 | 45W | 30W |
| ポート | USB-C×2、USB-A×1 | USB-C×1 |
| iPad Pro撮影時の実測値 | 約31.66W | 約23.87W |
| 向いている使い方 | 複数機器をまとめて充電 | 1台ずつシンプルに充電 |
同じiPad Pro 11インチ(第1世代)で、30Wモデルは撮影時に約23.87W、今回の45Wモデルは約31.66Wでした。45Wモデルの方が約7.79W高い結果です。
ただし、2回の測定はバッテリー残量や端末温度まで完全にそろえた比較ではありません。製品の優劣を断定するための実験ではなく、それぞれを実際に使ったときの参考値として見てください。
30Wモデルの詳細は、UGREEN Nexode Mini 30W充電器の実機レビューで紹介しています。
実際に使って感じたメリット
1つの充電器で3台まで接続できる
USB-C機器を2台、USB-A機器を1台接続できます。スマートフォンとiPadに加え、イヤホンやモバイルバッテリーなどを同時に充電したい場面で、コンセント周りをまとめやすくなります。
iPad Proで30Wを超える充電を確認できた
今回の条件では約31.66Wを確認できました。30Wクラスの充電器より少し余裕があり、スマートフォンだけでなくタブレット用としても使いやすい出力です。
USB-Aケーブルも引き続き使える
USB-CだけでなくUSB-Aポートもあるため、手持ちのケーブルをすべてUSB-Cへ買い替えなくても利用できます。新しい機器と従来の周辺機器を一緒に使う人には便利です。
3ポートモデルとしては持ち運びやすい
30Wの1ポートモデルより大きいものの、3ポートを備えた45W充電器としてはまとまりのあるサイズです。充電器を何個も持ち歩く代わりに、X527を1つ持っていくという使い方ができます。
購入前に知っておきたい注意点
45Wは3ポート同時に出る数字ではない
45Wは充電器全体の最大出力です。複数台を接続するとポート間で出力が分配されるため、USB-C単独使用時と同じ速度では充電できない場合があります。
接続するポートで配分が変わる
USB-C1は複数台使用時にも最大30Wを確保できますが、USB-C2とUSB-Aを同時に使う組み合わせでは合計15Wを共有します。高い出力が必要な機器はUSB-C1へ接続するのが分かりやすいです。
複数ポート使用時は充電が一時的に切り替わる場合がある
接続台数が変わると、各ポートの出力を調整するために充電が一度途切れて再開することがあります。充電中にケーブルを追加した際の切り替えは、故障とは限りません。
表面温度は今回測定していない
パッケージには温度管理機能が記載されていますが、今回は温度計を使った表面温度の比較までは行っていません。発熱については、同じ条件で比較できた際に追記します。
UGREEN X527 45Wがおすすめな人
- iPhone、iPad、周辺機器を1つの充電器へまとめたい人
- USB-CとUSB-Aの両方を使いたい人
- 1ポートの30W充電器ではポート数が足りない人
- iPad用に30Wを超える出力を確認できた充電器を探している人
- 充電器を複数持ち歩きたくない人
反対に、充電する機器が常に1台だけで、小ささを最優先するなら、1ポートの30Wモデルの方が扱いやすいでしょう。用途に応じて、ポート数とサイズのどちらを優先するかで選ぶのがおすすめです。
まとめ
UGREEN X527は、USB-Cを2ポート、USB-Aを1ポート搭載した最大45WのGaN充電器です。
- USB-C単独使用時は最大45W
- USB-C×2、USB-A×1の3ポート構成
- iPad Pro 11インチ(第1世代)で約31.66Wを確認
- 30Wモデルより大きいが、複数機器を1台へまとめられる
- 複数ポート使用時は出力配分に注意が必要
今回の実測では、iPad Proへ約31.66Wで充電できました。1台だけなら小型の30Wモデル、複数の機器をまとめて充電したいなら3ポートのX527というように、使い方で選び分けやすい製品です。

