エレコム MPA-CFLMECSVを実機レビュー|USB-C電流計でLightning端末を測定

USB-C接続の電流計で、Lightning端子を搭載したiPhoneの充電状態も測定したい。そのために購入したのが、エレコムのUSB変換アダプター「MPA-CFLMECSV」です。

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この商品の購入先

USB-Cケーブルの先端をLightningへ変換できるため、USB-C接続の電流計「FNIRSI FNB-C2」と組み合わせて、Lightning端子のiPhoneを充電できました。

結論からいうと、USB-CケーブルをLightning端末へ接続したい用途には便利です。ただし、USB-Cの機能をすべてLightningへ変換できる製品ではなく、用途は充電とデータ転送に限られます。

※本記事は筆者が実際に購入した製品を使用して作成しています。測定値は端末、充電器、ケーブル、バッテリー残量などによって変わります。

エレコム MPA-CFLMECSVのパッケージ表面とUSB-C to Lightning変換アダプター
エレコムのUSB-C to Lightning変換アダプター「MPA-CFLMECSV」

MPA-CFLMECSVを購入した理由

普段、USB-C充電器やケーブルの電圧・電流・電力を確認するために、USBテスターのFNIRSI FNB-C2を使用しています。

FNB-C2はUSB-C接続なので、USB-C端子を搭載したスマートフォンなどはそのまま測定できます。一方、手元にはLightning端子を搭載したiPhoneもあり、同じ測定環境を使うには接続方法を変える必要がありました。

そこで、FNB-C2につないだUSB-Cケーブルの先端をLightningへ変換する目的でMPA-CFLMECSVを購入しました。Lightningケーブルを別に用意するのではなく、普段使っているUSB-Cケーブルを活用できる点が購入の決め手です。

FNB-C2本体については、FNIRSI FNB-C2の実機レビューで詳しく紹介しています。

エレコム MPA-CFLMECSVの主な仕様

製品名 USB変換アダプター(USB Type-Cポート – Lightningプラグ)
型番 MPA-CFLMECSV
コネクター USB Type-Cポート/Lightningプラグ
規格 MFi正規認証、Hi-Speed USB(USB 2.0)
データ転送速度 最大480Mbps(理論値)
USB Power Delivery 対応
対応電圧・電流 最大20V/3A(60W)
カラー シルバー
付属品 シリコンバンド
保証期間 1年間

仕様はエレコム公式製品ページを参照しています。

最大60Wという表記はアダプター側の対応上限です。実際の充電電力は、接続する端末・充電器・ケーブル・バッテリー残量などによって決まります。Lightning端子のiPhoneが常に60Wで充電されるという意味ではありません。

パッケージと本体を確認

エレコム MPA-CFLMECSVのパッケージ裏面にある型番とMFi認証表示
パッケージ裏面で型番とMade for iPhone/iPadの表示を確認できます

パッケージ裏面には型番「MPA-CFLMECSV」と、Made for iPhone/iPadの表示があります。本製品はMFi正規認証品です。

本体はUSB-Cケーブルの先端へ取り付ける小型タイプで、外装にはアルミケースが採用されています。シリコンバンドが一体になっており、ケーブルへ通しておけば、使用していないときの紛失を防ぎやすい構造です。

エレコム MPA-CFLMECSVとUSBテスターFNIRSI FNB-C2
USB-C接続のFNIRSI FNB-C2と組み合わせて使用します

変換アダプターは小さいため、そのまま保管すると見失いやすそうです。測定用ケーブルへ付けておく使い方では、シリコンバンドが実用的だと感じました。

FNB-C2を使ってLightning端子のiPhoneを測定

今回の接続順は次のとおりです。

  1. USB-C充電器
  2. FNIRSI FNB-C2
  3. USB-Cケーブル
  4. MPA-CFLMECSV
  5. Lightning端子のiPhone

USB-Cケーブルの先端へMPA-CFLMECSVを差し込み、Lightningプラグへ変換してiPhoneへ接続します。実際に接続するとiPhoneは充電状態になり、FNB-C2にも測定値が表示されました。

エレコム MPA-CFLMECSVを使いFNB-C2でLightning端子のiPhoneを充電測定している様子
Lightning端子のiPhoneを実際に充電し、FNB-C2で電圧・電流・電力を測定

実機で試したところ、変換アダプターを介してiPhoneが充電状態になり、FNB-C2には約5.04V・約0.19A・約0.96Wと表示されました。Lightning端末への給電と、FNB-C2による測定の両方を実際に確認できています。

約0.96Wは実際に測定できた値ですが、充電電力はiPhoneのバッテリー残量や温度、充電器、ケーブルなどによって変動します。今回は最大速度の比較ではなく、USB-C接続のFNB-C2を使ってLightning端末を測定できるかを確認するテストです。

実際に使って感じた良いところ

USB-Cの測定環境をLightning端末にも使える

今回もっとも役立ったのは、USB-C接続のFNB-C2とUSB-Cケーブルを、そのままLightning端子のiPhoneへつなげられたことです。

USB-C用とLightning用で測定環境を大きく変更する必要がなく、アダプターを追加するだけで対応できます。複数の端子を使うレビューや検証では便利です。

MFi正規認証品を選べる

変換アダプターは見た目だけでは品質や対応範囲を判断しにくい製品です。MPA-CFLMECSVはAppleのMFi正規認証を取得しているため、Lightning端末用として選びやすい点は安心材料になります。

シリコンバンドでケーブルに付けておける

小型アダプターは紛失しやすいですが、本製品にはシリコンバンドが付属しています。測定用のUSB-Cケーブルへ通しておけば、必要なときに探す手間を減らせます。

購入前に知っておきたい注意点

充電とデータ転送専用

エレコムの案内では、本製品はUSB-Cケーブルを使った充電とデータ転送専用です。USB-Cイヤホン、USBメモリ、USBレシーバーなどをLightning端末へ接続する用途には対応していません。

映像変換には対応していない

USB-Cケーブルを接続できても、映像出力機能が追加されるわけではありません。DisplayPort Alternate Modeには非対応で、映像変換には使用できません。

接続部分が長くなる

USB-Cケーブルの先端へアダプターを追加するため、通常のLightningケーブルより接続部分が長くなります。充電中に端子へ横方向の力をかけないよう注意が必要です。

測定値は接続条件で変わる

USBテスターに表示される数値は、変換アダプターだけで決まるものではありません。正確に比較する場合は、同じ端末、充電器、ケーブル、バッテリー残量など、できるだけ条件をそろえる必要があります。

MPA-CFLMECSVがおすすめな人

  • USB-CケーブルでLightning端末を充電したい人
  • USB-C接続の電流計でLightning端末も測定したい人
  • MFi正規認証の変換アダプターを探している人
  • USB-Cケーブルを中心に持ち物をまとめたい人
  • 小型アダプターの紛失を防ぎたい人

反対に、イヤホンやUSBメモリ、映像出力などにも使える多機能な変換アダプターを探している人には向きません。

まとめ

エレコムのMPA-CFLMECSVは、USB-Cケーブルの先端をLightningへ変換し、対応端末の充電やデータ転送に使えるアダプターです。

  • USB-C接続のFNB-C2でLightning端子のiPhoneを測定できた
  • MFi正規認証を取得している
  • USB PDに対応し、アダプターの仕様上は最大60W
  • シリコンバンドでケーブルへ付けておける
  • 用途は充電とデータ転送に限られる

今回はUSB-C接続の電流計をLightning端末でも使うことが購入目的でした。実際にiPhoneが充電状態になり、FNB-C2で電圧・電流・電力を確認できたため、目的に合った製品でした。

USB-CケーブルをUSB-A端子へ接続したい場合は、用途が反対になるUGREEN USB-C変換アダプターの実機レビューも参考にしてください。

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