こんにちは、MOTOです。
「前より充電が遅くなった気がする」
「1時間充電してもなかなか増えない」
「急速充電のはずなのに時間がかかる」
こんな症状で困ったことはありませんか?
修理店でも「充電が遅い」というご相談はよくあります。
ですが、実際に点検するとiPhone本体の故障ではなく、充電器やケーブル、充電口のホコリが原因だったというケースも少なくありません。
今回は、iPhoneの充電が遅くなる主な原因と、ご自宅で確認できるポイントをご紹介します。
充電がまったくできない場合は、
iPhoneが充電できない原因10選
もあわせてご覧ください。
充電器の出力が足りない
まず確認してほしいのが充電器です。
古い5Wの充電器を使っていると、最近のiPhoneでは充電にかなり時間がかかります。
現在は20W以上のUSB-C充電器が主流になっています。
私も普段は
- Apple 20W USB-C電源アダプタ
- Anker Nano II 65W
を使い分けています。
どちらも安定して充電できるので安心して使っています。
USB PD対応充電器の仕組みについては、
USB PD(Power Delivery)とは?
で詳しく解説しています。
iPhone向けの充電器を比較したい方は、
修理店がおすすめするUSB-C充電器5選
も参考にしてください。
充電器の買い替えを検討している方へ
Apple・Anker・CIO・UGREENなどを比較した
iPhone充電器おすすめランキング
もあわせてご覧ください。
ケーブルが劣化している
毎日使う充電ケーブルは意外と消耗品です。
見た目は問題なくても、
- 断線しかけている
- コネクタ部分が傷んでいる
ということもあります。
充電が遅いと感じたら、まず別のケーブルで試してみることをおすすめします。
ケーブル選びに迷ったら、
iPhoneにおすすめのUSB-Cケーブル5選
も参考になります。
充電口にホコリが詰まっている
修理店で非常によくある原因です。
ポケットやバッグに入れていると、糸くずやホコリが少しずつ充電口に溜まります。
その結果、
- 接触が悪くなる
- 充電速度が落ちる
- ケーブルが奥まで入らない
といった症状が出ることがあります。
金属製のピンなどで無理に掃除すると端子を傷つける恐れがあります。
ご自身で掃除する場合は十分注意してください。
安全な掃除方法については、
iPhoneの充電口の掃除方法
で詳しく解説しています。
バッテリーが劣化している
バッテリーの劣化も充電速度に影響することがあります。
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で最大容量を確認できます。
80%前後まで低下している場合は、交換を検討するタイミングかもしれません。
ただし、最大容量だけで判断できないケースもあります。
修理店でも80%以上残っていても、実際には劣化しているバッテリーを見ることがあります。
交換時期や修理先の違いについては、
iPhoneのバッテリー最大容量が80%を切ったらどうする?
もご覧ください。
iPhoneが熱くなっている
iPhoneは本体が高温になると、バッテリーを保護するため充電速度を自動的に落とします。
例えば、
- 充電しながらゲーム
- 動画編集
- 真夏の車内
- 直射日光の当たる場所
では充電が遅くなることがあります。
本体が熱い場合は使用を控え、涼しい場所で温度が下がってから充電を再開しましょう。
バックグラウンドでアプリが動いている
写真の同期やアプリの更新などが動いていると、充電しながら電力を消費します。
結果として「充電が進まない」と感じることがあります。
機内モードに切り替える、不要なアプリを終了するなどして、充電速度が改善するか確認してみましょう。
ワイヤレス充電を使っている
便利なワイヤレス充電ですが、有線充電より時間がかかる場合があります。
早く充電したいときはUSB-Cケーブルを使った有線充電がおすすめです。
ケースや発熱、位置ズレなどの確認方法は、
ワイヤレス充電が遅い原因と対処法
も参考にしてください。
純正ではない充電器やケーブル
極端に安価な充電器やケーブルでは、
- 出力不足
- 品質のばらつき
により、十分な速度で充電できないことがあります。
購入する際はPSEマークのある信頼できるメーカーを選ぶと安心です。
それでも改善しない場合は…
ここまで試しても改善しない場合は、
- ライトニングコネクタ(充電口)の故障
- バッテリーの劣化
- 基板の不具合
などが原因の可能性もあります。
修理店では、まず充電器やケーブル、充電口の状態を確認してから原因を特定しています。
「充電器が壊れたと思っていたら、ホコリを取り除いただけで改善した」というケースも珍しくありません。
修理店で実際に多い故障については、
スマホ修理で実際に多い故障ランキングTOP10
もあわせてご覧ください。
まとめ
iPhoneの充電が遅い原因は、本体の故障だけではありません。
まずは、
- 充電器
- ケーブル
- 充電口
- バッテリー
を確認してみましょう。
特に充電口のホコリは修理店でもよく見かける原因の一つです。
無理に掃除をして故障させてしまうケースもありますので、不安な場合は専門店へ相談することをおすすめします。
当店で多い原因は、充電コネクタの故障と基板の故障です。
多くのお客様はケーブルや充電器を交換して確認してから来店されるため、その段階では本体側の不具合である可能性が高くなります。
充電コネクタは完全に壊れると充電しなくなりますが、まれに流れる電流が不安定になり、充電速度だけが遅くなることもあります。
基板故障では基板が発熱し、充電中にも電力を消費するため、充電が遅くなる場合があります。
このような症状は原因の特定に時間がかかることもあります。修理店へ相談するときは、点検に十分な時間を取っておくことをおすすめします。
