スマホ修理では、どんな故障が多い?
「画面が割れてしまった」
「バッテリーの減りが早い」
「充電できなくなった」
スマートフォンは毎日使うものだからこそ、落下・水濡れ・経年劣化などによって、さまざまな故障が起こります。
修理店には多くのご相談が寄せられますが、実際の修理内容にはある程度の傾向があります。
この記事では、修理店で実際によく依頼される故障TOP10を、症状・原因・放置するリスク・修理店から見た注意点とともに紹介します。
※ランキングは当店での修理実績と相談傾向をもとに作成しています。地域や店舗、時期によって順位は変わる場合があります。
故障の原因や対処法について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
スマホ修理で多い故障TOP10一覧
順位主な故障代表的な症状1位画面割れ・液晶破損線・黒いシミ・タッチ不良2位バッテリー劣化減りが早い・突然電源が落ちる3位充電口故障充電できない・角度で反応が変わる4位水没電源が入らない・表示や操作の異常5位カメラ故障ピント不良・震え・黒い点6位バックガラス割れひび割れ・欠け・防水性低下7位スピーカー・マイク不良音が聞こえない・声が届かない8位Face ID・指紋認証故障認証できない・設定できない9位ボタン故障電源・音量ボタンが反応しない10位基板故障起動しない・再起動を繰り返す
関連情報として、iPhoneのタッチパネルが反応しない原因は?一部だけ効かない・操作できないときの対処法【2026年版】もあわせてご覧ください。
画面割れ・バッテリー劣化・充電不良は特に相談が多く、日常の落下や長期使用がきっかけになるケースが目立ちます。
第1位 画面割れ・液晶破損
修理店で最も多い修理依頼が画面割れ・液晶破損です。
関連情報として、iPhoneの画面に線が入った原因は?縦線・横線・緑の線が出たときの対処法を修理店が解説【2026年版】もあわせてご覧ください。
スマートフォンは毎日持ち歩くため、
- ポケットから落とす
- 手を滑らせる
- 自転車や車から落下させる
など、ちょっとした不注意で画面が割れてしまいます。
画面のガラスだけが割れている場合もありますが、
- タッチ操作ができない
- 画面に線が入る
- 黒いシミが広がる
- 画面が映らない
- ゴーストタッチが発生する
といった症状がある場合は液晶まで故障している可能性があります。
修理店メモ
画面割れを放置すると、水分やホコリが内部へ入り込み、液晶・タッチセンサー・Face IDなど別の部品まで故障する可能性があります。ゴーストタッチが発生している場合は、誤操作によってパスコード入力を繰り返す危険もあるため、早めの修理がおすすめです。
関連情報として、iPhoneが勝手に動く・タッチされる原因は?ゴーストタッチの直し方を修理店が解説【2026年版】もあわせてご覧ください。
画面交換や画面保護について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
画面保護について詳しく知りたい方は、
ガラスフィルムは本当に必要?
をご覧ください。
第2位 バッテリー交換
2番目に多いのがバッテリー交換です。
長年使用していると、
- 充電の減りが早い
- 突然電源が落ちる
- 本体が熱くなる
- 最大容量が80%前後
といった症状が現れます。
バッテリーは消耗品のため、2~3年ほど使用すると交換時期を迎えることが多くなります。
修理店メモ
バッテリーが膨張すると画面を内側から押し上げ、液晶やフレームまで損傷することがあります。画面に隙間がある、本体が以前より厚く見える場合は使用や充電を控え、早めに点検しましょう。
バッテリーの寿命や交換時期については、以下の記事で詳しく解説しています。
画面に隙間や浮きがある場合は、
iPhoneの画面が浮いてきた原因と放置する危険性
も確認してください。
第3位 充電できない(充電口故障)
「充電ケーブルを挿しても反応しない」という相談も非常に多い修理です。
関連情報として、【2026年版】iPadが充電できない原因10選|修理店が原因と対処法を解説もあわせてご覧ください。
原因としては、
- 充電口のゴミ詰まり
- ケーブルの故障
- 充電器の故障
- ドックコネクターの故障
などが考えられます。
修理店メモ
充電口にホコリが詰まっているだけで、クリーニングによって改善するケースもあります。ただし、安全ピンや金属工具で無理に掃除すると、端子を傷つけて本当に充電できなくなることがあるため注意が必要です。
充電トラブルについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
第4位 水没
水没修理は、海やプールへ出かける機会が増える夏場に特に多くなります。
例えば、
- 海やプール
- お風呂
- 洗面所
- 雨の日
など、日常生活の中でも水没するケースは少なくありません。
「防水だから大丈夫」と思われがちですが、防水性能は永久ではありません。経年劣化や落下によるフレーム変形、過去の修理歴などによって、防水性能が低下していることもあります。
修理店メモ
水没した場合は、電源を入れたり充電したりせず、できるだけ早く修理店へ相談しましょう。ドライヤーの熱風や充電口への異物挿入も、故障を悪化させる可能性があります。
第5位 カメラ故障
最近のスマートフォンはカメラ性能が高く、その分カメラユニットも精密になっています。落下や強い振動によって、ピント調整機能や手ぶれ補正機構が故障するケースがあります。
症状は、
- ピントが合わない
- カメラが震える
- 黒い点が映る
- カメラが起動しない
などさまざまです。
落下による衝撃で故障するケースが多く見られます。
第6位 バックガラス割れ
背面ガラスを採用した機種が増えたことで、バックガラス割れの修理依頼も増えています。
見た目だけの問題と思われがちですが、
- ケガをする危険
- 防水性能の低下
- 下取り価格への影響
などのデメリットがあります。
第7位 スピーカー・マイク不良
「相手の声が聞こえない」
「こちらの声が届かない」
という症状で来店される方もいます。
スピーカーやマイク部分の汚れ、水分、ケースやフィルムによる塞がりが原因の場合もあります。清掃や設定確認で改善しない場合は、部品交換や基板点検が必要になることがあります。
第8位 Face ID・指紋認証故障
落下や水没などが原因で、生体認証が使えなくなることがあります。
Face IDは非常に精密な部品で構成されており、本体と部品が紐づいているため、修理方法が限られるケースがあります。無理な分解や部品交換は避け、対応実績のある修理店へ相談しましょう。
第9位 ボタン故障
電源ボタンや音量ボタンなどが反応しなくなる症状です。
長年使用することで摩耗したり、落下の衝撃で故障したりすることがあります。
AssistiveTouchなどで一時的に代用できますが、根本的な改善には修理が必要です。ボタンが押し込まれたままになる、勝手に反応するなどの症状がある場合は早めに点検しましょう。
第10位 基板故障
件数は多くありませんが、最も重症になりやすい故障です。
例えば、
- 電源が入らない
- リンゴマークから進まない
- 再起動を繰り返す
- データが取り出せない
などの症状が発生します。
原因は落下や水没、充電トラブルなどさまざまです。
修理店メモ
基板故障は修理費用が高額になるケースもあるため、早めの点検が重要です。
修理・買い替えを判断する目安
故障したからといって、必ず買い替えが必要とは限りません。次のように考えると判断しやすくなります。
修理がおすすめなケース
- 故障箇所が1か所だけ
- 本体性能に不満がない
- データをそのまま残したい
- 購入からそれほど年数が経っていない
買い替えも検討したいケース
- 画面・バッテリー・カメラなど複数箇所が故障している
- OSアップデート対象外が近い
- 修理費用が中古・新品購入費用に近い
- 容量や性能にも不満がある
修理前には、料金だけでなく使用部品、保証期間、追加費用が発生する条件も確認しましょう。
故障を防ぐためにできること
スマートフォンを長く使うためには、日頃の使い方も大切です。
- ケースやガラスフィルムを装着する
- バッテリーが劣化したら早めに交換する
- 水回りでの使用を控える
- 信頼できる充電器やケーブルを使う
- 異変を感じたら早めに点検する
これらを意識するだけでも、故障のリスクを減らすことができます。
まとめ
スマホ修理で特に多い故障は、画面割れ・液晶破損、バッテリー劣化、充電不良、水没など、日常の落下や長期使用に関係するものが中心です。
軽いひび割れや少しの接触不良でも、そのまま使い続けることで別の部品まで故障し、修理費用が高くなる場合があります。
特に、画面のゴーストタッチ、バッテリー膨張、水没後の充電、再起動の繰り返しなどは、データ消失や症状悪化につながる可能性があります。
違和感を感じたら早めにバックアップを取り、修理店やメーカーへ相談することが、大切なスマートフォンを長く安全に使うポイントです。
修理後の保証や対応範囲については、以下の記事もご覧ください。
スマホ修理についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
