iPhone修理は、民間の修理店であっても決して安いものではありません。
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修理後に、
- 落としていない
- ぶつけていない
- 水没させていない
にもかかわらず、交換した部品に不具合が発生した場合は、保証修理として無料対応できることがあります。
一方で、修理後の端末を傷だらけの状態や、ガラス割れ・液晶割れがある状態で持ち込まれるケースもあります。
その場合、部品自体の初期不良なのか、落下や衝撃による故障なのかを判断できないため、保証対象外となることがあります。
この記事では、修理店の保証修理について、保証対象になるケース・対象外になるケース・実際に多い事例を、修理店の立場から詳しく解説します。
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修理店の保証修理とは?
保証修理とは、修理後の保証期間内に、交換した部品そのものへ自然発生的な不具合が起きた場合に、再交換や再修理を行う制度です。
ただし、保証内容や保証期間、対象となる症状は修理店ごとに異なります。
「修理後に不具合が出たら必ず無料で直してもらえる」というわけではありません。
保証が適用されるかどうかは、
- 保証期間内か
- 交換した部品の不具合か
- 落下や衝撃の痕跡がないか
- 水没や湿気の影響がないか
- 分解や改造が行われていないか
などを確認して判断します。
保証対象になる主なケース
一般的に、次のようなケースは保証対象になる可能性があります。
- 落下や衝撃がなく、交換した画面にタッチ不良が発生した
- 交換後の画面に自然な表示不良が発生した
- 交換したバッテリーが短期間で異常に劣化した
- 交換したバッテリーが通常使用で膨張した
- 交換部品が原因で修理直後から正常に動作しない
- 修理店の作業に起因する不具合が確認された
端末に新しい傷や割れ、水濡れの痕跡がなく、交換部品そのものの不具合と判断できる場合は、保証対応となる可能性が高くなります。
保証対象外になる主なケース
次のようなケースは、保証対象外になることが一般的です。
- 修理後に落下させた
- 本体をぶつけた、圧迫した
- 画面や背面ガラスに新しい傷・割れがある
- 水没や湿気の影響がある
- 保証期間を過ぎている
- 修理した部品とは別の箇所が故障している
- 他店やご自身で分解・修理している
- 不適切な充電器やケーブルの使用による故障
- フレーム変形や本体の歪みがある
たとえ「落としていない」と感じていても、端末に新しい傷や打痕がある場合は、外部からの衝撃が加わった可能性があります。
そのため、修理後に不具合が発生した場合は、できるだけ現在の状態を変えずに修理店へ相談してください。
小さな傷でも保証対象外になることがある理由
交換した部品に傷がある場合、部品の初期不良なのか、外部からの衝撃によって故障したのかを正確に判断できなくなります。
修理店では、状態の良い不良部品であれば仕入先へ返品できる場合があります。
しかし、傷・割れ・打痕がある部品は返品を受け付けてもらえないことが多く、修理店側も無償交換が難しくなります。
写真では小さく見える傷でも、端末や部品へ衝撃が加わった証拠と判断されることがあります。
この点は修理店ごとに細かな基準が異なりますが、多くの店舗で共通する考え方です。
画面修理で実際に多い保証相談
画面交換後の保証相談で多いのは、タッチ不良や表示不良です。
タッチ不良
交換直後は正常でも、使用中に一部のタッチが反応しなくなることがあります。
- 画面の一部だけ反応しない
- 勝手に操作される
- スワイプが途切れる
- 文字入力が正常にできない
このような症状があり、落下・割れ・水濡れが確認されない場合は、部品不良として保証対象になることがあります。
表示不良
通常の初期不良であれば、修理時の表示テストで判明することが多いため、その場で別のパネルへ交換します。
一方で、修理直後は正常でも、使用中に線・ちらつき・表示異常が発生する部品もまれにあります。
この場合も、外傷がなければ保証対応できる可能性があります。
画面交換で使用されるパネルの種類や品質の違いについては、
修理店のパネルの違いってなんだ?
で詳しく解説しています。
バッテリー交換で実際に多い保証相談
バッテリー交換後に相談が多い症状は、次のとおりです。
- 以前より減りが早い
- 充電しても残量が増えにくい
- 突然電源が落ちる
- 本体が異常に熱くなる
- バッテリーが膨張した
ただし、バッテリーの減りは、交換したバッテリーだけでなく、
- 使用しているアプリ
- 電波状況
- iOSの更新
- バックグラウンド処理
- 基板や充電回路の不具合
などの影響も受けます。
そのため、「減りが早い」という症状だけでは、すぐに部品不良と判断できない場合があります。
一方で、短期間での膨張や異常発熱など、明らかに通常ではない症状が確認された場合は、保証対応を検討します。
バッテリー交換のタイミングに迷っている方は、
iPhoneのバッテリー最大容量が80%を切ったらどうする?
も参考にしてください。
画面が浮いてきた場合は保証になる?
画面が浮いている場合は、交換した画面の不具合ではなく、バッテリー膨張が原因の可能性があります。
バッテリーが膨張すると、内側から画面を押し上げます。
その状態で使用を続けると、
- 画面の破損
- タッチ不良
- フレーム変形
- バッテリーへの追加ダメージ
につながることがあります。
画面が浮いている場合は、無理に押し込まず、できるだけ早く点検を受けてください。
詳しくは、
iPhoneの画面が浮いてきた!原因と放置すると危険な理由
をご覧ください。
保証対応を受けるときの流れ
- 不具合が発生したら使用を控える
- 端末の状態を変えずに修理店へ連絡する
- 保証書・レシート・修理履歴を確認する
- 店舗で外観・動作・水没反応などを点検する
- 保証対象かどうかの説明を受ける
- 対象の場合は再交換・再修理を行う
不具合が発生した後に、ご自身で分解したり、別の店舗で修理したりすると、保証を受けられなくなることがあります。
まずは最初に修理を依頼した店舗へ相談しましょう。
修理前に確認しておきたい保証内容
修理を依頼する前に、次の内容を確認しておくと安心です。
| 確認項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 保証期間 | 修理日から何日・何か月保証されるか |
| 保証対象 | タッチ不良・表示不良・バッテリー不良など、何が対象か |
| 保証対象外 | 落下・水没・傷・割れ・分解歴などの条件 |
| 追加費用 | 再修理時に作業料や部品代が必要か |
| データ | 保証修理時にデータ初期化の可能性があるか |
| 保証書 | レシートや保証書の提示が必要か |
「保証あり」という表記だけで判断せず、対象範囲と対象外条件まで確認することが大切です。
修理店によって保証内容が違う理由
民間の修理店では、使用する部品・仕入先・保証期間・検品方法が店舗ごとに異なります。
そのため、
- 保証期間が長い店舗
- 画面のみ保証する店舗
- バッテリーにも保証がある店舗
- 部品代は無料でも作業料が必要な店舗
など、対応内容に違いがあります。
修理料金だけでなく、部品品質や保証内容も含めて店舗を選びましょう。
当店が保証判定で確認していること
当店では、保証相談を受けた際に、主に次の点を確認しています。
- 端末全体に新しい傷や打痕がないか
- 画面や背面ガラスに割れがないか
- フレームが曲がっていないか
- 水没反応や腐食がないか
- 交換した部品に不自然な圧力痕がないか
- 修理した箇所以外の故障ではないか
- 保証期間内か
外傷がなく、交換部品の不具合と判断できる場合は、できる限り保証対応を行います。
ただし、部品に傷や割れがある場合は、初期不良と衝撃故障を区別できないため、保証をお断りすることがあります。
よくある質問
小さな傷でも保証対象外になりますか?
傷の場所や状態によりますが、交換した部品に傷や打痕がある場合は、外部からの衝撃が原因と判断されることがあります。
修理後すぐに不具合が出たら無料ですか?
保証期間内であり、落下・水没・外傷がなく、交換部品の不具合と確認できれば、無料対応になる可能性があります。
別の修理店で見てもらっても大丈夫ですか?
別の店舗やご自身で分解すると、保証対象外になる場合があります。最初に修理を依頼した店舗へ相談してください。
保証書をなくした場合はどうなりますか?
店舗の修理履歴で確認できる場合もありますが、保証書やレシートが必要な店舗もあります。修理後は大切に保管しましょう。
まとめ
修理店の保証は、交換した部品の自然な不具合に対応するためのものです。
保証期間内であっても、落下・衝撃・水没・傷・割れ・分解歴などがある場合は、保証対象外になることがあります。
ポイントをまとめると、
- 修理前に保証期間と対象範囲を確認する
- 修理後の端末は落下や水濡れに注意する
- 不具合が出たら状態を変えずに店舗へ相談する
- 自分で分解したり別店舗で修理したりしない
- 保証書やレシートを保管する
当店では、できるだけ品質の良い部品を使用し、修理時に動作確認を行っています。
それでも部品である以上、一定数の初期不良が発生する可能性はあります。
修理後に違和感がある場合は、無理に使い続けず、早めに修理を依頼した店舗へ相談してください。
